今日、移動中の車内でラジオを聞いていました。
聞こえてきた言葉に、ハッとしました。

「下流老人」

昨年、このタイトルの本が出版されたことで話題になり、
僕も知っていました。
でも、改めて何度もこの言葉を耳にすると、
すっごく、腹立たしく感じたのです。

なんという、酷い言葉なんでしょう。
僕は、大嫌いな言葉です。

下流があれば、上流もあるのでしょうか?
下流とはどこの人なのでしょう。
何を根拠に、そんな言葉が言えるのでしょうか。
下流とか上流は、川だけで十分です。

確かに、社会問題になっている分野なのかもしれません。
でも、下とか上とかの基準は、どこにあるのでしょうか。

あまりにも、
人を小馬鹿にした造語だと感じます。

下とか上とか比べるから、
そこに悩みや苦しみも生じます。
そもそも、人と比べる必要なんてないのです。

対極的に物事を見ることは、
決して正しい見方ではないように思います。
特に、人を上下とかで判断してはいけません。

生活費がギリギリの高齢の方もたくさんいるでしょう。
でも、少ないおかずでも夫婦仲睦まじく、
笑顔で暮らす方だっています。
その方々は、きっと、幸せを感じていることでしょう。

例え、お金に余裕があっても、
ギスギスした暮らしをしている高齢の方もたくさんいるでしょう。
それでも、幸せといえるのでしょうか。

社会問題は理解できます。
確かに、待ったなしの深刻的なことに違いありません。
ただ・・・
下流老人という言葉は、聞きたくない。

こんな言葉を見聞きする社会は・・
人に優しい社会とは僕には思えないのです。


tani

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