2012.12.30 全粥
手術も無事に終え、
昨日、予定通り退院してきました。

僕は過去に開腹手術の経験があるという事で、
主治医も麻酔などで細心の注意をしてくださり、
苦痛を全く感じることなく終えました。

年末で病院も空いている時期とあって、
たまたま2人部屋に1人で入院していました。
トイレや広いお風呂、キッチンまで備え付けの特別室で、
まるでホテルのようでしたw

入院前日から一切食べ物を口にする事なく、
手術翌日のお昼にやっと医師の許可が出て、
40時間ぶりに、食べました。

全粥と少しだけのおかずでしたが、
とても美味しかった・・
やっぱり、口から物を食べたいというのは、
生きているものの性なのでしょうかね。

そして夕食も、全粥です。
量も少なめでしたので、残さず完食。
食後に主治医から、
「予定通り明日退院しても良いですよ」
「食事は刺激の強いものは避けて、普段通りで大丈夫」と告げられました。
取り敢えず、良かったと思い妻にメール。

実は翌朝も、全粥でした。
前日のお昼に食べた全粥は本当に美味しいと感じたのに、
どうも食が進みません。

「今日は退院」
「やっと、好きなものが食べられる」
「普通のご飯が早く食べたい」等の思いがあり、
全粥が進まないのです。

欲や願望が叶うと分かった途端、
それまで良しと思えた事なのに、
受け入れようとしない・・

決して全粥が変わったわけではなく、
僕の気持ちが、変わったのですね。

人間は常に、大小さまざまな欲望を持っています。
それは決して、無くなる事はありません。
でも、その欲望と現実を上手に塩梅して、
生きていかなければならないと、改めて感じます。

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退院当日、病棟から望んだ日の出です。
素晴らしくて、有難く、感謝・・
初日の出ではないけれど、
何か似たような感覚で、眺めていました。

やっぱり、
我が家は良いな・・


tani



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